2011年8月20日土曜日

5級に受かるには


ドイツ語検定(独検)5級

最低級のハードルが

かなり低いのではないか、

というの続きです。

具体的に、過去問を見て見ましょう。


第1問は、動詞現在人称変化です。
(2008年の場合)

取り上げられている動詞も、come, live, be, workに相当する

kommen, wohnen, sein, arbeitenと

極めて重要かつ初級のドイツ語動詞。

自己紹介で必ず使いますよね。

問題文も友人の自己紹介文になっていて、

空欄に適切な動詞の形を

3択から埋める形式です。






2011年8月14日日曜日

独検と仏検と・・・


ドイツ語中・上級になってくると、

フランス語の必要性を感じる場面が多々あります。

ヨーロッパにいたときは、

そんなこんなでフランス語をちょこっと

かじったりもしたのですが、

レストランやカフェで注文するレベルから

上にいくことはありませんでした。



ドイツ語の本を読んでいて

突然出くわすフランス語にまごつかず、

そのまま理解できるようになりたいな~

と漠然と考えていたのですが、

今秋は具体的に行動を起そうかと

思いはじめました。


まず、例のドイツ語のボキャビル本には

フランス語版もあるので、それを使います。

それに加えて、文法のドリルには

The Ultimate French Review and Practice: Mastering French Grammar for Confident Communication (UItimate Review & Reference Series)

を買いました。

ただ、これは私には少しレベルが高かったので、

ぐっとレベルを下げて、

教えて仏検先生!5級絶対合格・対策問題集を買い、

一通りやり終えたところです。

今のところ、リスニングの数字が課題ですね。

リスニング以外の筆記試験では

90%以上の正答率で解答できるようになりました。


フランス語検定5級には500語ということなのですが、

初級の語彙を確かなものにするために、

ゼロからスタートフランス語単語BASIC1400を使っています。

例のフランス語版の方は眺めながら、

Passiv Vocabを増やすために使い、

こちらの方は使える単語、

Active Vocabを増やすために使ってます。

名詞の性はドイツ語よりフランス語の方が

ヒントが多いので覚えやすいですね。

形容詞の変化もドイツ語よりフランス語の方が


覚える変化が断然に少ないのではないでしょうか。

フランス語をやった友人によると、

動詞の活用が厄介だ、と聞きますので、

険しい山はこれからやってくるのだと覚悟してます。

でも、わくわくしながら、学んでます。








2011年8月12日金曜日

ありがたい円高・・・


輸出に苦労されている日本企業には

申し訳ないですが、

個人としては、円高がとってもありがたいです。

円高というよりはドル安だそうですが、

いずれにしても洋書がとても安く感じます。

こういう時期に海外モノをまとめて

買っておくのが賢いんでしょうね。


電力会社さんは原発の再開が

どんどん困難になっていますから、

火力発電用の石油買いのチャンス

なんではないか、とか思います。

そうしてくれれば、後々、

「原発休止に伴う電力値上げのお願い」

なんて案内が

秋~冬にかけて届くような心配も

なくなるのではないかと....



まあ、そういう人様の話は置いておいて、

個人レベルでは、

とりわけ今年海外旅行に行かない、

管理人のようなヒトにとっては、

やっぱり洋書です。

ドイツ語中・上級単語力増強には

ABC der schwachen VerbenABC der starken Verben

がまとめて手元にあると、便利です。

例えば、kommenという初級のドイツ語単語ですが、

それに

ab-

an-...

とさまざまな接頭辞がつくことで、

意味が違っていくことはご承知の通りです。

ドイツ語第二外国語として学ぶ

多くのDeutschlernendeにとって

紛らわしくやっかいですよね。

それでこれらの本の登場というわけです。

例えば

abkommenに対しては

Ich kann morgen nicht abkommen.

という例文があり、意味として

Ich kann mich nicht frei machen.

という短くも適切な別のドイツ語の言い換えが添えられています。

日本語で覚えるより、よっぽどイメージしやすく、

従って、頭に入りやすいんですね。

ドイツ語中・上級の方には是非おススメです。




2011年8月7日日曜日

とりあえず独検5級を受けておく...


ドイツ語検定(独検)5級

英検以外の、

他の多言語検定に比べると

最低級のハードルが

かなり低いのではないか、と思います。



独検の公式サイトによると、

ドイツ語授業を約30時間以上受講しているか,

これと同じ程度の学習経験のある人」

となっていて、

大学の第二外国語でドイツ語を取った場合、

週1回の講義で前期のうちに

45時間確保されますから、

6月に独検5級を受験して合格!

というのも夢ではないわけです。




仏検5級だと、50時間相当となっているので、

6月中旬の段階では、

自習して先に進んでいない限り

難しいのかな、という印象。

検定基準を比較すると

「初歩的なドイツ語を理解し,
日常生活でよく使われる
簡単な表現や文が運用できる。」

とするドイツ語検定に対し

「初歩的な日常フランス語を理解し、
読み、聞き、書くことができる。」

フランス語検定もほぼ同内容です。

それにしても、秋に仏検を受けようと思って

この本を眺めているのですが、

こと単語に関して言えば、

フランス語ドイツ語に比べて、

なんと楽なのでしょう....

と感じるのは私だけでしょうか。

2011年8月6日土曜日

最強文法ドリル!



春のドイツ語検定(独検)

終ったばかりですが、

準1級1級の場合は

(いや2級もかな?)

秋のドイツ語検定(独検)

向けていますぐ準備に取り掛かっておいた方が

いいのでしょうね。

完全な泥縄式だった自分が言うのもなんですが...。


ドイツ語文法を体にしみこませるように

覚えさせてくれるのは、この本です。



この答えも一緒に買う必要があるので、

価格がちょっと高いような気もしますが、

問題量の豊富さを考えれば、結局は割安だ

と私は思ってます。

日本語の文法ドリルはここまで問題量を確保できませんから。

重要なドイツ語文法の項目ごとに、

数学のように(?)ストンとくるような例文とともに

的確な説明が載っています。

「でも、説明がドイツ語なんでしょう....」

と躊躇される方も、読んでみれば、

「日本語のドイツ語文法説明よりよっぽどわかりやすい!」

と驚かれるのではないでしょうか。

決め手はやはり適切な例文にあるように思います。

ドイツ語学習者が間違えやすい点も

カバーされているのもいい。

ドイツ語検定1級準1級だけでなく、

のちのちKDSなどを受験する際にも

使えるので一生物の本だと思ってます。


ドリル: Lehr- und Uebungsbuch der deutschen Grammatik - aktuell


解答: Lehr- und Uebungsbuch der deutschen Grammatik - aktuell. Loesungsschluessel


トピックごとにレベル分けされてます

お気に入りのボキャビル本では、

ドイツ語がさまざまなトピックに分類されていて、

そのトピック数が充実している、

というお話は、前にしたかと思うのですが、

さらにいい点がもう一つあります。

それは、トピックごとに単語がレベル分けされているところです。

一つのトピックごとに、基本的な単語群と、

その上を行く単語群に分けられていて、

上のレベルの単語はグレイの背景色がかかっています。




例えばTrade and Serviceのトピックでは、

Wirtschaft, Import, Exportなどの基本的な単語群の後ろに、

Aufschwung, Nachfrage, Herkunftなどの単語群が続きます。

ここにはwirtschaftlich, importieren, exportierenなどの

基本的な単語群で紹介された語の派生語も含まれています。


こうして左右にドイツ語英語

並列した単語集を眺めていると、

英語の母国語話者なら

ドイツ語として改めて覚える必要が

ないような単語がたくさんあるな~

とつくづく思います。

2011年8月5日金曜日

独学の学生さんに最適?

例の、お気に入りのボキャビル本がいいのは、

ちょっとした言葉にちょっとした説明がついていて、

それが結構役に立つこともあります。

例えば、ドイツ語Englandには

英語がEnglandとなっていて、


"German often use England erroneously to denote
Great Britain or the United Kingdom"

という説明がついていたりします。

他にもドイツ語のdie Sozialversicherungでは、

英語がsocial securityとなっていて、

"pension plans, sichness benefit and unemployment benefit"

という括弧書きがついていたりします。

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社会人の方ですと、社会保障が年金や失業保険のことを指す

という知識があるので、必要ない但し書きかもしれませんが、

学生の方にはとっても役に立つのでは?、と推測します。

というのも、TOEICを教えていた時に

学生さんに「社会保障」というと、

この日本語自体にぴんとこない方もいらっしゃった経験があるので、

こんなちょっとした情報が独学の学生さんにお役に立つのでは、

と思うわけです。