2011年9月30日金曜日
立派な文章読解問題です
引き続きドイツ語検定5級の過去問研究。
7番目の問題は
ドイツ語文の文章読解問題です。
ドイツ語文を読んで
その内容に関する質問に
一致するものを選ぶ
という、「内容一致選択」の問題ですね。
とは言え、
びっしりドイツ語文が
続いているわけではなく
表のような
文字情報が箇条書式に
書かれている「長文」なのですが、
これでも立派な文章読解問題です。
2008年の場合は
ある人物の予定表を読んで、
6つの選択肢の中から、
それに合致したものを選ぶ
というスタイル。
このような「長文」は、
英検だと3級レベルで出てきますよね。
掲示や案内文などで、
「何時からなんとかが始まる」
「何時から何時までオープンしている」
といった類の
それほど難易度の高くない、
しかし立派な英文を読んで
2~3問の英文に対して、
それぞれ4択の中から英語を選択する
形式です。
ドイツ語検定5級では、
長文に対する質問はなく、
6つ並べられたドイツ語文の中から
正しいものを選ぶ必要があるわけです。
やはり独→独の言い換えなので、
それなりにハードです。
表の中の箇条書きを
ドイツ語文に言い換えているので、
多少の作文力も求められているといえます。
ここでも、ドイツ語文をどれぐらい速く読めるか、
がポイントになってくると思います。
それと単語力ですね。
やはり、多読を入門レベルから
始めてみてはどうかな、
と思うわけです。
英語であれば、英検4級レベルの人にも
読める本がたくさんあります。
おなじみのシャーロックホームズやハイジなど、
日本語で内容を知っているものが多いので
取り組み安いですよね。
ドイツ語検定対策、各レベルのGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)対策レッスンを提供中
2011年9月28日水曜日
定番の会話文も
引き続きドイツ語検定5級の過去問研究。
6番目の問題は
会話文の空所補充問題です。
2008年の場合は
レストランでの会話。
食前と食後の
実質2つの会話文があって、
その中に空所が4つあります。
空所には日本語の意味が書かれています。
それぞれの空所に対して
3択の選択肢から選びます。
英検の3級でも
会話の空所補充問題は
定番ですね。
でも英検3級では、
AとBの二人がそれぞれ1回ずつ発話。
1回の発話につき、
1文か2文を述べています。
そういう会話が5つ出てくるんですね。
これに対してドイツ語検定では、
レストランという一つの場面で
2つの別の会話を問題にしているところが
違う点ですね。
面白いです。
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短いとは言え、ドイツ語文はドイツ語文
ドイツ語検定5級の過去問研究も
やっとドイツ語文が出てくるところに
こぎつけました。
5番は2~3行の
短い文章を読んで
それを1文でまとめたものを
選ぶという問題です。
内容は自己紹介文なので、
入門・初級ならおなじみですよね。
ただそれを日本語で選ぶのではなくて、
ドイツ語で言い換えたものを選ぶので、
他の言葉でいう練習をしているか、
まとめる練習をしているか、
ドイツ語文をどれぐらい速く読めるか、
などがポイントになってくると思います。
独→日での処理と
独→独の処理は
当然違ってきます。
独→独の処理の方は
単純に考えてドイツ語量が多いですよね。
入門レベルで2~3行の文を3つも読み、
その内容言い換えの1行を選ぶ、
というのは
Sagen ist leichter als tun.
というものです。
日ごろからドイツ語文に慣れ、
できればたくさん読むようにしておくことが重要です。
(いろんな人がいろんなところでおっしゃっていますよね)
でも、入門レベルの力で読めるものは少ないし...
初級者共通の悩みです。
というわけで、こんな本を読んでみてはどうかな、と思うわけです。
ページ数なんと40ページという少なさ。
それもA5より小さいぐらいの大きさに
上下左右の余白たっぷり取られています。
Kapitel(章)が細かく分かれているので、
―例えば1~2ページで―
1章を終えるまでに1~2分でしょうか。
全部読むのにも1時間はかからないと思います。
ドイツ語文は平易。
短文がほとんどです。
感情たっぷりのCDも付いているので
聞き流しもできます。
CDについてリピートもできます。
できるだけ早く多読を始めた方が
お得だと思います。
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ドイツ語検定5級 発音
ドイツ語検定の
一番下の級ですから、
5級の発音問題は
とっても易しいです。
2008年は、第四問で発音やアクセントが
問われています。
4つの小問があり、
そのうち1~3番では
単語だけを扱っていて
1.dのつづり字の読み方が他と異なるもの
2.下線部のアクセントが他と異なるもの
3.母音の長短を問うもの
といった感じ。
4番だけが文章単位のアクセントを扱っています。
「問いAに対する答えの文Bを、一語で表現した場合に最も適切なもの」
という問題になっていますが、
Bのどの単語にアクセントがおかれるか、
がわかれば答えられる問題。
ちょっとおもしろい問題の出し方ですよね。
出てくるドイツ語の単語や文章は
入門の教科書で取り上げられるものばかりなので、
CDのリピートや教科書の音読を
通常の学習でしていれば
解ける問題ばかりです。
ここは満点を狙いたいところです。
一番下の級ですから、
5級の発音問題は
とっても易しいです。
2008年は、第四問で発音やアクセントが
問われています。
4つの小問があり、
そのうち1~3番では
単語だけを扱っていて
1.dのつづり字の読み方が他と異なるもの
2.下線部のアクセントが他と異なるもの
3.母音の長短を問うもの
といった感じ。
4番だけが文章単位のアクセントを扱っています。
「問いAに対する答えの文Bを、一語で表現した場合に最も適切なもの」
という問題になっていますが、
Bのどの単語にアクセントがおかれるか、
がわかれば答えられる問題。
ちょっとおもしろい問題の出し方ですよね。
出てくるドイツ語の単語や文章は
入門の教科書で取り上げられるものばかりなので、
CDのリピートや教科書の音読を
通常の学習でしていれば
解ける問題ばかりです。
ここは満点を狙いたいところです。
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2011年9月27日火曜日
名詞と動詞を関係づけて覚えておけば、
ドイツ語検定5級の
過去問研究の続きです。
3番は、またまたドイツ語単語の問題。
ただ少し出題の角度が違っていて、
4つの異なった名詞と
一番関係の深い動詞を
6つのリストの中から選ぶという
形式です。
食べ物ならessen
飲み物ならtrinken
乗り物ならfahren
といった具合で
やはり入門レベルの教科書に
必ずセットで出てくるもの。
名詞と動詞を
関係づけて覚えておけば、
すぐできてしまうものですが、
定着していないと
他の3つの選択肢に
惑わされてしまうかもしれません。
この入門レベルの単語では
意識しなくても、
同じトピックの名詞と動詞が
一緒に覚えられているかと思います。
でもこれを初級、中級とレベルが上がっても、
意識して継続できるかが重要なんだと思います。
従って、問題は簡単でも、
その学習方法への含意は大きい、
特に独習者への指針にあふれた(!?)
問題だと思います。
独学は先生がいないので、
こんな一風変わった形式で
質問されると改めて
どんな風に単語を覚えていったらいいか、
教えてもらうことができます。
その意味でも、こんな本を手元に置いておくと、
単語同士を有機的に結び付けて
覚えていくことができると思います。
愛用してます。
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2011年9月26日月曜日
ひさしぶりにネイティブと
久しぶりにネイティブの方と
ドイツ語でお話しました。
とあるレストランの厨房で働いているとか。
それも和食系。
なぜにドイツ人が和食のお店で?
どんなビザで働けるの?
など頭の中は
クエスチョンマークでいっぱいでしたが、
そんなこと初対面で聞けるはずもなく、
当たり障りのない話だけをしておりました。
ドイツ語の響きはやはりいいですね~。
聴いたり、話したりするたびにほれぼれします。
ドイツ語でお話しました。
とあるレストランの厨房で働いているとか。
それも和食系。
なぜにドイツ人が和食のお店で?
どんなビザで働けるの?
など頭の中は
クエスチョンマークでいっぱいでしたが、
そんなこと初対面で聞けるはずもなく、
当たり障りのない話だけをしておりました。
ドイツ語の響きはやはりいいですね~。
聴いたり、話したりするたびにほれぼれします。
2011年9月25日日曜日
今秋は祝日に試験なんですね。
今秋のドイツ語検定は
祝日に試験なんですね。
一次試験がなんと
2011年11月23日(祝)とは!
それから、今改めて気がついたのですが、
ドイツ語検定は準1級からしか
個人面接試験がないのですね。
1級と準1級の二次試験が
年を越した 2012年 1月29日(日)
となっています。
2009年に受けた時も
そういえばそうでした。
二次までの期間が結構あったことを思い出します。
ただ2級で2次試験がない、という試験構成はどうなんでしょう。
仏検は準2級から
英検は3級から
面接試験があることに比べると
あまりにも遅いような気がします。
独学で勉強していく場合、
読んだり、聴いたりする勉強を
ドイツ語準1級レベルでできるようになるまで、
まったく話す訓練をせず、
いきなり、
1.発音とイントネーション
2. 文章構成能力
3.描写能力
4.コミュニケーション能力
の4項目を審査します....と言われてもね~。
(この4つが審査項目としてここに挙げられています。)
せめて、ドイツ語検定2級にも
面接試験を設けて
1.発音とイントネーション
2. 簡単な文章校正能力
ぐらいを審査してもらう方が
いいのではないかと思うんですね。
学習者の観点からすると絶対にそうです。
審査員の観点からも
準1級が面接試験の最低級となると、
受験者に対する期待値などが
どうしても高くなってしまうのではないかと思います。
もちろん、これは余計なお世話なんですが。
というのも、1級の審査項目は
上述の3が
3.テーマに即して意見を述べる能力
に変更されているだけであとは全く同じなんですから。
ドイツ語検定対策、各レベルのGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)対策レッスンを提供中
2011年9月23日金曜日
複数辞書アルファベット検索で不便なこと
ドイツ語モデルの電子辞書では
「複数辞書アルファベットで検索」を
多用しているのですが、
この引き方では不便なこともあります。
この引き方だと、
ヒストリー機能が使えないようなのです。
ちょっとした隙間時間に
ヒストリー機能で前に引いた
英単語や独単語を振り返るのですが、
「複数辞書アルファベットで検索」で引いた単語は
なぜか呼び戻すことができません。
私のやり方が悪いのかもしれませんが。
この電子辞書には、
まだまだたくさん便利そうな機能があるのですが、
使いこなせていません。
でも「複数辞書アルファベットで検索」と
ヒストリー機能だけでも
電子辞書をつかってみて
十分得をした気分です。
ドイツ語検定対策、各レベルのGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)対策レッスンを提供中
2011年9月22日木曜日
複数辞書アルファベットで検索
電子辞書は
CASIO Ex-word ドイツ語モデルを持っています。
いつも持ち歩いているのですが、
引く時は
「複数辞書アルファベットで検索」を
使います。
今は英語を引く時が多いのですが、
「複数辞書アルファベットで検索」で引くと、
英和、英英と並んで
小学館の独和大辞典や
クラウン独和辞典も
出てきたりします。
英独の単語が似ている場合なんですが、
一緒に引けるので、
一度に覚えてしまうことができます。
便利です。
ドイツ語検定対策、各レベルのGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)対策レッスンを提供中
2011年9月21日水曜日
台風です
台風情報ばかりが気になって
ドイツ語の初級本の
見返し作業が進みません。
そういえば、
ドイツ語検定の
申し込みシーズンだな~
などと、気が散ることばかりです。
今年はフランス語検定の初級を
受けようと思っているので、
それとの比較から、ドイツ語検定の過去問を
見たりすることもあるのですが、
どうも本来やらなければならないことから
のがれるための寄り道の感が......
とはいえ、独検と英検と仏検の比較には
実際のところ興味大です。
自分を実験台にして、
どれがどれだけ難しいのか、
そうでないのか。
仏検は今年から始めるわけですが、
独学で何年で1級までたどり着けるのか。
たどり着ければ、独検と英検と仏検の
1級の3冠になれるのですが。
ドイツ語検定対策、各レベルのGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)対策レッスンを提供中
2011年9月19日月曜日
ドイツ語のみのテキストを使うべき?
ちょっと必要があって、
ドイツ語の初級本を見返しています。
初めからドイツ語のみの教科書で勉強するのと、
日本で出版された
日本語で説明してある教科書で
勉強するのとどちらがいいのか、
という問題のことを思いながら、読み返しています。
この本は自分が勉強するときにつかったものではありませんが、
自分はドイツ語しか書いていない本で
ドイツ語を始めました。
ほぼ1つのドイツ語文に
一枚の絵がついているようなテキストでした。
勉強をしながら、特に不便は感じなかった記憶があります。
絵で状況はばっちりわかるし、
そもそも入門・初級ドイツ語は
それほど難しい内容を話すわけではないですし。
そういうスタートだったせいか、
中級・上級と進むにつれて
使うドリルやテキストも
ドイツ語オンリーのものを愛用する傾向があります。
中級・上級向けののこの本も
もちろんドイツ語オンリーです。
英語などどんな語学を勉強するときにも
当てはまると思うのですが、
学ぼうとする言語のみで書かれたテキストは
日本語が介在しない、というだけではなく、
対象言語とイメージが直接結びつくので、
会話のように、素早い反応を求められる
スキルを磨くのには適しているのではないか、と思います。
そして、そんな癖は、会話だけでなく、
英語でいえばTOEICのように
大量の言語を素早く処理しなければならないような
テストを受けるようになっても
案外役に立つように思うのです。
言語からイメージへ日本語を介さずに転換されるので、
当然早く解答できますから。
ドイツ語検定準1級や
1級でも大量のドイツ語の文章を
処理しなければなりませんから、
ドイツ語をドイツ語で勉強してきたことが
知らず知らずに役立っているのではないかと思います。
ドイツ語検定対策、各レベルのGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)対策レッスンを提供中
2011年9月5日月曜日
人称代名詞、冠詞、疑問詞
第一問に続き第二問です。
2008年の場合、
人称代名詞、冠詞、疑問詞が
取り上げられていて、
4択の空所補充となっています。
第一問は3択ですから、
一つ選択肢が増えているんですね。
人称代名詞の問題と一言で言っても、
2つの文章の前後関係から適切なものを
選ぶ力が試されています。
前の文で導入されたÄpfelを受ける人称代代名詞が
判断できないといけません。
疑問詞の問題は比較的簡単かもしれません。
Um 18 Uhrという答えを導き出す疑問詞ですから
各疑問詞の意味がちゃんと頭に入っていればすぐに解けますね。
中・上級のドイツ語ドリル
ドイツ語検定(独検)5級の
ハードルの低さ(詳しくはこちら)から言って、
是非受けて自信をつけて
行きたいところです。
大学で勉強している人などは不要かもしれませんが、
独学でドイツ語を勉強している人にとっては、
語学検定はとてもいいペースメーカーになるのではないかと思ってます。
ドイツ語検定対策、各レベルのGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)対策レッスンを提供中
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