ちょっと必要があって、
ドイツ語の初級本
初めからドイツ語のみの教科書で勉強するのと、
日本で出版された
日本語で説明してある教科書で
勉強するのとどちらがいいのか、
という問題のことを思いながら、読み返しています。
この本
自分はドイツ語しか書いていない本で
ドイツ語を始めました。
ほぼ1つのドイツ語文に
一枚の絵がついているようなテキストでした。
勉強をしながら、特に不便は感じなかった記憶があります。
絵で状況はばっちりわかるし、
そもそも入門・初級ドイツ語は
それほど難しい内容を話すわけではないですし。
そういうスタートだったせいか、
中級・上級と進むにつれて
使うドリルやテキストも
ドイツ語オンリーのものを愛用する傾向があります。
中級・上級向けののこの本
もちろんドイツ語オンリーです。
英語などどんな語学を勉強するときにも
当てはまると思うのですが、
学ぼうとする言語のみで書かれたテキストは
日本語が介在しない、というだけではなく、
対象言語とイメージが直接結びつくので、
会話のように、素早い反応を求められる
スキルを磨くのには適しているのではないか、と思います。
そして、そんな癖は、会話だけでなく、
英語でいえばTOEICのように
大量の言語を素早く処理しなければならないような
テストを受けるようになっても
案外役に立つように思うのです。
言語からイメージへ日本語を介さずに転換されるので、
当然早く解答できますから。
ドイツ語検定準1級や
1級でも大量のドイツ語の文章を
処理しなければなりませんから、
ドイツ語をドイツ語で勉強してきたことが
知らず知らずに役立っているのではないかと思います。
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