2009年11月9日月曜日
二度目の『ヒトラー最後の12日間』
先日、ムービープラスでヒトラー~最期の12日間を見ました。
これを見るのは2回目です。
ドイツ語音声で日本語字幕付きです。
できるだけ字幕を見ないようにして、
“多聴”訓練の一つと意識しながら視聴したんですね。
全編を通して地下要塞にこもったヒトラーの、
最後の12日間の行状が描かれます。
一番の圧巻は、映画の最後のところに流される、
ヒトラーの秘書だったユンゲ女史の話ではないでしょうか。
(といってしまうと、映画自体をほめたことにはならないでしょうが)
自分は若かったし、ユダヤ人に対する罪など知らなかったのだから
自分に長い間、罪はないとおもっていたこと、
自分の罪に気づいたのは
白バラ抵抗運動のリーダーの一人だったゾフィー・ショルが
自分と同じ年の生まれだったことを知ったときだというんですね。
若かったことは免罪符にはならず、
自分もしっかりと目を見開いていれば、
後に明らかになった惨状をもっと早い段階で察知できていたかもしれないと。
彼女は戦後も罰せられることなく、
民間で秘書をしていたというから驚きです。
雇ってくれる会社があったんですね。
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