2011年10月8日土曜日

懐かしのほいりげ



秋が来ると、

どうしてものみたくなるのが、

Heurigeです。

オーストリアに住んだことのある方は

ご存じだと思います。

辞書を引くと

「今年産のワイン」

と書かれていますが、

私にとっての

ホイリゲ

ワインになる前の、

酸っぱい葡萄ジュース。

アルミ箔で作った

ふたのようなものがかぶせてあるのを

近所のHeurigeから買ってきます。

そのふたのようなものはぶかぶかで、

穴があいていて、

中で毎日毎日

発酵がすすんででてきた気泡を

逃がしてあげられるようになっています。

そんな代物ですから、

輸入販売などされているはずもなく、

秋になるといつも

suechtigな気分で、

落ち着かないんですね~。


ある年には、

自分で作ったこともありました。

濃厚さで知られる

Welch's グレープを購入。

そこにドライイースト

ふりかけます。

ウィーンHeurigeでみた

ふたのようなものを

アルミ箔で作り、

ジュースが呼吸できるように

しておきます。



毎日、少しずつぶくぶくと

発酵している様子をみるのも楽しく

一方で、suechtig度が高じて、

待ちきれない気持ちもあり、

とにかく、そんなこんなで

自家製ホイリゲ

無事完成。

おいしくいただきました。

もちろん、ウィーンのホイリゲには

負けてますけど、

とりあえず満足でした。

今年も作ってみようかな~。

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