2009年10月19日月曜日

1級筆記試験の問題構成は

独検準1級の問題構成をここでチェックしておきましたが、


同じように独検1級筆記の問題構成も、整理しておきます。


使った資料は同じく、独検過去問題集〈2級・準1級・1級〉 2009年版です。

1級準1級と同じく、全部で7問あります。

1.語句の置き換え問題=慣用句 3点x5=15点 平均は7.15点
ある文章と、文中の一部の語句を他の表現に置き換えた文章が並置されています。

置き換え文の一部が空欄になっているので、

そこに入れるのに適切がドイツ語を四択の中から選びます。


2.空欄補充問題 3点x5=15点 平均は3.44点

ドイツ語文の空欄に適切な語を四択の中から選びます。

選択肢は、動詞、名詞、副詞、不変化詞と多岐にわたっていて、

総合的な語彙力が試されているようです。

3.長文読解問題 24点

独検準1級では3までが語彙問題で、
4からが読解問題でしたが、

独検準1級では、3から長文問題に移行しているようです。

I 文の言い換え 3点x3=9 
長文中の三つの文章を同じ意味になるように書き換えます。
それぞれ四つの選択肢の中から選びます。

II 語彙の意味 3点
文中のある語彙の正しい意味を四つの選択肢の中から選びます。

III 独語和訳問題 12点 平均6.39点
文中の下線が引かれた部分を訳します。

量的には4行ほどでそれほど長くはありませんが、

長文の最後の4行なので、全体を理解した上での訳が要求されると推定されます。

4.インタビュー文読解問題 3点x8=24点 

Q&Aの形で書き起こされたインタビュー文で、九つのAのうち八つが隠されています。
そこに該当すると思われる文章を八つの選択肢から選びます。

独検準1級の6に類似していますが、

インタビューが若干長くなっています。

また、独検準1級では、インタビューの質問と答えが

それぞれほぼ一つの文章だったのですが、

独検1級では、質問も答えも、

2,3行の文章から、時には1段落ほどもある長さになっているのが、

違いでしょうか。

5.長文内容把握問題 4点x4=16点
長文を読んで、内容に合うものを八つの選択肢の中から四つ選びます。


6.長文読解問題 4点x5=20点 

I 空欄補充問題 
文中の空欄に入れるのに適切でない文を四択の中から選びます。

II 空欄補充問題
文中の四つの空欄に入れるのに適切な語の組み合わせを四択の中から一つ選びます。

III 空欄補充問題
文中の空欄に入れるのに適切な文を四択の中から選びます。

Iでが、「適切でない」ものを、

IIIでは「適切な」選択肢を選ばせているので、

注意が必要ですね。


IV 空欄補充問題 
IIIに引き続き、文中の空欄に入れるのに適切な文を四択の中から選びます。

IIIとの違いは、IVの選択肢の文章がIIIの倍ほどの長さになっていることでしょうか。


7. 和文独訳

ここでも書いたように、苦手な和文独訳です。

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