2011年7月30日土曜日

ゲーテインスティチュートのドイツ語検定試験

国際的に有効なドイツ語検定試験というと、

ゲーテインスティチュートドイツ語検定試験

受けておくほうがいいということになります。

ゲーテインスティチュートドイツ語検定試験といえば

以前、GDSについて書きました。

ただ、GDSは一番上のレベルなので、


基礎のレベルから見ていきましょう。

欧州で共通の語学参照基準を設定していて


A1からC2があります。

その基準に照らして、

それぞれのレベルのドイツ語検定試験があります。

というか、以前からゲーテでは

独自のドイツ語検定試験があったのですね。



現在までに欧州統合が進んだ結果、

欧州共通の語学基準が設定されたので、

この後から出来た統合基準に合わせて

既存の試験を変えたり、

新たに試験を作ったりして

今のGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)が

出来上がったんですね。


その結果、今ではかなり初級ドイツ語でも

語学証明ができるようになりました。


ドイツ語の学習時間数で見ると、

こんな表にまとめることができると思います。

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時間数


GDS



C2ZOP・KDS

~900
 C1 C1

~750
 B2 B2

~600
 B1 ZD

~488
 A2 SD2

~262
 A1 SD1

60~150


日本のドイツ語検定では

2級までの学習時間数が紹介されていますが、

ドイツ語検定2級でやっと180時間なので、

欧州共通基準のA1の必要授業時間数より

少し多いだけ、

という感じになっていますね。

この点だけから推測すると、

ドイツ語検定準1級1級でも

A2ないしはB1に相当する程度、ということになるのでしょうか。

ドイツ語検定の主催団体さんが、国際的な基準との比較を

発表してくれると、ドイツで出版されている各種の本が

利用しやすいと思います。



 独検の級時間数

コマ数
1-
準1-
218090mx120
39090mx80
46090mx40
53090mx20

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