ゲーテインスティチュートのドイツ語検定試験を
受けておくほうがいいということになります。
ゲーテインスティチュートのドイツ語検定試験といえば
以前、GDSについて書きました。
ただ、GDSは一番上のレベルなので、
基礎のレベルから見ていきましょう。
欧州で共通の語学参照基準を設定していて
A1からC2があります。
その基準に照らして、
それぞれのレベルのドイツ語検定試験があります。
というか、以前からゲーテでは
独自のドイツ語検定試験があったのですね。
現在までに欧州統合が進んだ結果、
欧州共通の語学基準が設定されたので、
この後から出来た統合基準に合わせて
既存の試験を変えたり、
新たに試験を作ったりして
今のGoethe-Zertifikat(ゲーテインスティチュートの検定試験)が
出来上がったんですね。
その結果、今ではかなり初級ドイツ語でも
語学証明ができるようになりました。
ドイツ語の学習時間数で見ると、
こんな表にまとめることができると思います。
時間数 | ||
GDS | ||
C2 | ZOP・KDS | ~900 |
C1 | C1 | ~750 |
B2 | B2 | ~600 |
B1 | ZD | ~488 |
A2 | SD2 | ~262 |
A1 | SD1 | 60~150 |
日本のドイツ語検定では
2級までの学習時間数が紹介されていますが、
ドイツ語検定2級でやっと180時間なので、
欧州共通基準のA1の必要授業時間数より
少し多いだけ、
という感じになっていますね。
この点だけから推測すると、
ドイツ語検定の準1級や1級でも
A2ないしはB1に相当する程度、ということになるのでしょうか。
ドイツ語検定の主催団体さんが、国際的な基準との比較を
発表してくれると、ドイツで出版されている各種の本が
利用しやすいと思います。
独検の級 | 時間数 | コマ数 |
1 | - | |
準1 | - | |
2 | 180 | 90mx120 回 |
3 | 90 | 90mx80 回 |
4 | 60 | 90mx40 回 |
5 | 30 | 90mx20 回 |
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